ドミニク・ローラン ジュヴレ・シャンベルタン 1er クロ・サン・ジャック VV [2017]750ml

ドミニク・ローランが創業当初から同じ生産者の元からリリースしている黒ラベルを冠したジュヴレシャンベルタン・クロ・サン・ジャック。

この銘柄は年によっては特級畑以上の評価を受ける等、スバ抜けた品質を誇るプルミエクリュとなっています。

現在、畑の大きさは6.7haで持ち主は5人のみ。

アルマン・ルソーとフーリエ、ルイ・ジャド、ブリュノ・クレール、そしてシルヴィ・エスモナン。

ドミニク・ローランはこの超希少な畑を奥様であるシルヴィ・エスモナンから購入しています。

一般的にほとんど出回らない超一級畑であるクロ・サン・ジャックをドミニク・ローランがネゴシアンで出せているのはこういった理由があります。

【ドミニク・ローランのコメント】 『これほどのブドウの品質の高さ、熟度はなかなか類を見ません。

果皮は薄く柔らかいため抽出は自然に行われソフトな色合いです。

このワインに多くの事を行ってはいけません。

語弊を招く言い方になりますが、時には粗末に扱うべき。

牡丹、バージニア葉のタバコ、ミラベルの香り。

自然な抽出のみ。

タンニンは巨大ですが、果実の柔らかい甘さも兼ね備えています。

この5年ほどは20〜30hl/haの生産量で、2017ヴィンテージは収量が減ったものの40hl/haでした。

ワインの色は驚くほどに自然です。

クロ・サン・ジャックのブドウは日当たりの良いところから取れ、2度の熱波から恩恵を受けたとも言えます。

「クロ」は、多くのブドウを生産できる高貴な土地のワインという意味合いもあります。

前年のサン・ジャックのスタイルを見つけられると思います。

このワインはプリムールでさらに評価されるでしょう、遅れてはなりません、早く予約してください。

』 ネゴシアンのワインなので大部分のブドウは全房発酵(除梗せずぶどうを房ごと発酵させる)するよう推奨している。

熟成は自社の工房で造る最高級熟成樽「マジックカスク」の使用。

熟成過程で最も大事にしていることは「オリとの接触」です。

オリと接触させることで非常に繊細なワインができあがる。

最小限の酸化防止剤の使用(瓶詰め前に少量)、ノンフィルター、コラージュ無しを徹底しています。

ドミニク・ローランの哲学は「ブドウからワインに生まれ変わる過程に、人間は合理的に最小限に関わるべき」というもの。

【復活の2017年ヴィンテージ!!】 2011年以降、雹害、霜害、病原菌、干ばつ、ウィルスなど、毎年のように災難に襲われていたブルゴーニュですが、2017年ヴィンテージはどの生産者も口を揃えて「素晴らしいヴィンテージ」と言うほど良いブドウが収穫できました。

4月に雹害があったものの、開花が始まった6月の気候条件は完璧で、ブドウは順調に結実。

凝縮した果実味を備え、糖度、酸度においても申し分のないブドウが収穫されました。

ドミニク・ローラン氏は、「2017年ヴィンテージは、混乱を極めたブルゴーニュでしたが、我々は力強く春の霜害に立ち向かったことにより、ようやく我々に寛容で穏やかな恵みを与えてくれた。

」と表現しております。

2017年は、凝縮した果実味と十分な酸を持ったバランスの取れた骨格のあるヴィンテージになります。

Dominique LAURENT / ドミニク・ローラン1956年生まれ。

洋菓子職人から転身し、ブルゴーニュ・ワインの黄金時代を手がけた偉大なる醸造家たちから伝統的なワインつくりを独自に習得し、1988年わずか32才にしてのネゴシアン業をスタートさせました。

ローラン氏のこだわりは、ヴィエイユ・ヴィーニュの使用(50年以上が基準)、自作の樽(マジック・カスク)へのこだわり、最小限の亜硫酸の使用、ノンフィルターなど近代的な技術に頼らない自然で伝統的な醸造法にこだわり、今ではブルゴーニュでも5本の指に入る醸造家に昇り詰めました。

ロバート・パーカーの最新「ワイン・バイヤーズ・ガイド第7版」にて★

(最高)の評価。

ブルゴーニュ赤ワインの生産者でネゴシアンとして5つ星を獲得しているのはドミニク・ローランを含めて僅か3軒です。

DOMAINE LAURENT PERE ET FILs / ドメーヌ・ローラン・ペール・エ・フィスブルゴーニュ屈指の醸造家として知られるドミニク・ローランが2006年に息子ジャンと始めたドメーヌ。

息子ジャン・ローランはモンペリエの醸造学校で醸造学を専攻。

6年前から父ドミニク・ローランの元で働き始め、現在はドメーヌのワイン造りを担当しつつ、家族だけに伝えられるドミニク・ローラン秘伝の醸造スタイルを継承しています。

栽培は全て有機農法。

毎年少しずつ買い足される畑の選定基準は樹齢が古いこと。

樹齢80年程の古樹が中心です。

ぶどうは除梗せず全房発酵され、瓶詰めまでSO2は添加せず、補糖は一切行いません。

ネゴシアンのワインは平均2年間樽熟成をしますが、ドメーヌの樽熟成期間は1年間という短期間の熟成。

樽より瓶熟成の方がゆっくり熟成する、という理由からです。

2009年からは待望のクレマンとクロ・ド・ヴージョ、エシェゾーといったグランクリュなどがラインナップに加わり、畑は現在約9haを所有。

「グランクリュシリーズのラベルについて」50年前にブルゴーニュで流行ったスタイルのラベルだそうです。

何故そのラベルを採用したのかと言うと、ドミニク・ローランがその「ブルゴーニュの黄金時代」と言われるワイン造りのスタイルを目指しているから。

特にこのラベルがお気に入りの様ですが、昔からの黒ラベルも捨てがたいとのこと。

今でもラベルは、すべて手張りだそうです。

「アンティークスタイルの重厚瓶(ヘビーボトル)へのこだわりについて」ドミニク自身が、20年以上保存出来ると判断した上質ワインには、重く厚みがあって底が深いボトル(通称:ヘビーボトル)に入れています。

実は、ドミニクのこだわりは、ヘビーボトルではなく、”コルク”にあります。

上質で長いコルクを使うためには、通常のボトルでは、コルクが長すぎでワインに触れてしまう為、ヘビーボトルを採用しているそうです。

ボトルもコルクも通常のものよりコストも高いのです。

  • 商品価格:24,800円
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