ドメーヌ・ド・ラ・フォリー リュリー・ブラン 1er クロ・サン・ジャック [2012]750ml (モノポール)

シャニーの老舗ドメーヌが手がけるリュリー北部のエレガントな白! アペラシオンの北端、シャニー村に属する1級畑でドメーヌのモノポール。

東向きの斜面にあり日照に優れる。

フローラルかつフルーティなフレーバーをもち、フレッシュなアタック。

中盤から果実味とミネラルが湧出する。

アフターに軽くヘーゼルナッツの香ばしさ。

名前のとおり、ホタテ貝などによく合いそう。

ドメーヌのモノポール(村名ACの同名畑ものを手がける造り手はほかにもいる)で、名前の由来は、この畑がサンチャゴ・デ・コンポステラの巡礼路の近くにあるため。

la FOLIE RULLY 1ER CRU CLOS SAINT-JACQUES BLANC (MONOPOLE) 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・シャロネーズ リュリー 原産地呼称:AOC. RULLY ぶどう品種:シャルドネ 100% 醸造:タンクと樽を半分づつ用いて行われる。

新樽率は30%。

味わい:白ワイン 辛口la FOLIE / ラ フォリー シャニーの老舗ドメーヌが手がけるリュリー北部のエレガントな白と赤 「フォリー」とはフランス語で一般に「狂気」という意味だが、このドメーヌ名はラテン語の「フォリア」に由来し、妖精の踊りを意味するという。

三つ星レストラン「ラムロワーズ」のあるシャニーの南方、西にブーズロン、南にリュリーの村が控え、ドメーヌはリュリーACの北の外れに位置している。

ドメーヌを所有するのはノエル・ブートン家。

父ジェローム・ノエル・ブートンから家督を譲られ、2010年に当主となったクレマンス・デュブリュルは初代エティエンヌ・ジュール・マレイから数えて5代目。

余談だがこのエティエンヌ・ジュールは、今日のフィルムカメラの祖先にあたる写真銃の発明者だ。

ドメーヌは13haの畑をリュリーACに所有し、赤白双方生産。

白ワインは白いラベル、赤ワインは黒いラベルとなっている。

クロ・ラ・フォリーは初代エティエンヌ・ジュール・マレイが開墾した村名畑でシャルドネのみが植えられている。

一方、4.5haとドメーヌ最大の面積を誇る村名畑のクロ・ド・ベルクロワはピノ・ノワールのみ栽培。

このうち最上の区画のブドウは「キュヴェ・マレイ」に用いられる。

リュリーの1級畑はクロ・デュ・シェーヌとクロ・サン・ジャックを所有。

ふたつともアペラシオンの最北、シャニー村の中にあり、シャルドネのみが植えられている。

後者はドメーヌのモノポール(村名ACの同名畑ものを手がける造り手はほかにもいる)で、名前の由来は、この畑がサンチャゴ・デ・コンポステラの巡礼路の近くにあるため。

白ワインの醸造は、村名がタンクのみ、1級畑はタンクと樽を半分づつ用いて行われる。

新樽率はクロ・デュ・シェーヌが15〜20%、クロ・サン・ジャックが30%。

赤ワインは完全除梗のうえ、短めの低温マセレーションを経てアルコール発酵。

ピジャージュとルモンタージュを併用して抽出し、一部を樽熟成させる。

キュヴェ・マレイはピジャージュをせず、果帽をマストの中に優しく漬け込む。

これによりまろやかなタンニンの赤ワインとなる。

どのワインもコート・ドールのものと比べて品質的に遜色なく、きわめてコストパフォーマンスが高い。

ドメーヌでは赤白ワイン以外にもクレマン・ド・ブルゴーニュ、ラタフィア、カシスのリキュール、マールなどのアルコールも生産する。

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